【続報】登山者が油山でエミューを発見 飼い主のもとに戻る「垂直跳びで2メートル」ジャンプ力で柵を越えた? 福岡

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  • Опубликовано: 10 окт 2024
  • 福岡市の油山で目撃情報が相次いでいた大型の鳥「エミュー」が10日午後、見つかりました。発見されたエミューの姿を、取材班のカメラが捉えました。
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    ■元木寛人アナウンサー
    「果たして、エミューはいるのか。山頂を目指して登ります。」
    7日に「ハイキング中にエミューを目撃した」と通報があり、警察が近くにあるエミューの飼育場に確認したところ、高さおよそ1.8メートル、体重およそ80キロのエミュー1頭がいなくなっていました。
    10日午前10時すぎ、取材班は福岡市の油山に入り、まずはエミューが目撃された山頂付近を目指します。
    ■元木アナウンサー
    「登山者によりますと、エミューはこの場所に突然、姿を見せ道をふさいでいたということです。山の中を歩いて1時間ほど経過しましたが、ここまではエミューの気配を感じることはできません。」
    ■登山者
    「いなかった。」
    「いませんでした。変な鳴き声とか聞かなかったし。」
    山中を3時間ほど取材しましたが発見には至らず、諦めかけていたその時でした。
    ■元木アナウンサー
    「先ほど、登山者がエミューを見つけたという情報が入りました。」
    現場に急行しました。
    ■元木アナウンサー
    「油山山頂からおよそ600メートル離れたところです。エミューを抱きかかえている様子です。」
    午後1時半すぎ、登山者がエミューと見られる巨大な鳥を発見しました。やさしくなで、落ち着かせるようにしていました。
    見つけた人は「登山中に鳴き声が聞こえたので、行ってみたらエミューがいた。人なつこかったので落ち着かせた」と話していました。ケガをした人はいませんでした。
    今回、エミューがいなくなった飼育場では、ことし2月にも別の個体がいなくなり、その後、捕獲されています。
    ■吉村史織アナウンサー
    「こんにちは。柳瀬さんでいらっしゃいますか。」
    こちらは、エミューがいなくなった飼育場とは別の飼育場です。佐賀県基山町でエミューを飼育して10年目となる「きやまファーム」の柳瀬浩司さんに、エミューの生態について聞きました。
    ■きやまファーム・柳瀬浩司さん
    「ちょうど、今の時期が産卵時期、11月から3月まで卵を産む時期なんですね。気性が荒くなっている時期ではあります。」
    今回の”エミュー騒動”も、これからの産卵期が関係しているのでしょうか。
    ■柳瀬さん
    「多少はあると思いますよ。相性もあるので。追いかけられて、つい柵から飛び出てしまう。もともと垂直跳びで2メートルくらい跳ぶといわれているんですよ。」
    エミューがいなくなった飼育場では、1メートル20センチの鉄の柵の上に、60センチのネットを付けていたということです。これを跳び越えてしまったのでしょうか。
    油山でみつかったエミューは、午後3時半すぎに飼い主のもとに戻りました。
    飼い主の男性は「戻ってきてよかった」と話していて、今後、鉄の柵を高さ2メートルのものにかえるということです。
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